IGModel-SW 1.0

continious_equationモジュール

表面高度場の時間変化量を計算する(連続の式を解く)手続きを提供するモジュール. [詳細]

関数/サブルーチン

subroutine, public continious_equation_Init (icgrid)
 continious_equation モジュールの初期化.
subroutine, public calc_continious_eq_dhdt (DHeightDtN, xy_VelN, xy_HeightN, xy_Htopo, diff_eval)
 連続の式の半離散式の右辺を評価し, 全格子点に対して, 表面高度の時間変化率を計算する.

変数

type(Field_IcGrid2D), save mass_flux
 質量フラックスの場を管理する構造型 Field_IcGrid2D の変数.

説明

表面高度場の時間変化量を計算する(連続の式を解く)手続きを提供するモジュール.


関数/サブルーチン

subroutine,public continious_equation::calc_continious_eq_dhdt ( type(Field_IcGrid2D),intent(inout)  DHeightDtN,
type(Field_IcGrid2D),intent(in)  xy_VelN,
type(Field_IcGrid2D),intent(in)  xy_HeightN,
type(Field_IcGrid2D),intent(in)  xy_Htopo,
type(Derivate_Field_IcGrid2D),intent(inout)  diff_eval 
)

連続の式の半離散式の右辺を評価し, 全格子点に対して, 表面高度の時間変化率を計算する.

具体的には, このサブルーチンでは, 以下の Tomita, etal(2001) の式(2) の半離散式の右辺を評価する.

\[ \left(\DP{h}{t}\right)_n = - \nabla \cdot ( h_n - h_s ) \Dvect{v}_n \]

ここで, $h_s$は下部境界における地形の高度場であり, 添字の $n$はタイムレベル n の物理場であることを表す.

引数:
[in,out]DHeightDtNタイムレベル n の表面高度場の時間変化率を管理する構造型 Field_IcGrid2D の変数.
[in]xy_VelNタイムレベル n の速度場を管理する構造型 Field_IcGrid2D の変数.
[in]xy_HeightNタイムレベル n の表面高度場を管理する構造型 Field_IcGrid2D の変数.
[in]xy_Htopo下部境界の高度場を管理する構造型 Field_IcGrid2D の変数.
[in]diff_eval正二十面格子上の物理場の微分演算に対するデータを管理する構造型 Derivate_Field_IcGrid2D の変数.

continious_equation.f90148 行で定義されています。

呼出しグラフ:

subroutine,public continious_equation::continious_equation_Init ( type(IcGrid2D_FVM),intent(inout)  icgrid)

continious_equation モジュールの初期化.

引数:
[in,out]icgrid構造型 IcGrid2D_FVM の変数.

continious_equation.f9096 行で定義されています。

呼出しグラフ:


変数

type(Field_IcGrid2D),save continious_equation::mass_flux

質量フラックスの場を管理する構造型 Field_IcGrid2D の変数.

continious_equation.f9081 行で定義されています。

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