惑星大気研究会 (WTK)

惑星大気研究会とは

惑星大気研究会 (WTK) は, 惑星大気科学に関するさまざまな話題を議論する場です. 研究会とビデオ会議システムを用いたオンラインセミナーを行っています.

研究会, オンラインセミナーに関するお問い合わせは, 惑星大気研究会運営グループ wtk-staff at gfd-dennou.org までお願いします.

次回研究会, オンラインセミナー, 関係研究集会予定

オンラインセミナー

金星大気温故知新セミナー 第 3 回 2020 年 10 月 14 日 (水) (13:00 - 17:00)

話題提供者
  • 松田 佳久 (学芸大) 「金星大気スーパーローテションの力学(2)」
要旨

オンラインセミナー第 110 回 2020 年 10 月 8 日 (木) (16:00 - 18:30)

話題提供者
要旨

本講演では,金星大気の超回転の維持機構について,探査機「あかつき」から得られた診断結果を中心に話す。まずはしばしば漠然と捉えられている超回転の理解を,形成と維持に分け,さらに後者を,全角運動量の長期の維持と,大気内の角運動量分布の維持にわける。いずれも相互に関わるが,一旦分けることで問が明快になる。「あかつき」による観測で扱えるのは最後の構造維持問題であるので,以後はこれに注力する。その際,特に重要となる雲層の上部に焦点を当てる。診断の枠組みとして変形オイラー平均(TEM)に基づく角運動量収支の式を示し,その二大要素である,子午面循環による移流項と渦角運動量の輸送項を検討する。前者は過去の探査機から得られている情報を整理して概算する。後者をあかつきのデータに基づく雲追跡から得られた雲追跡風などにもとづいて推定し,理論的な考察で補う。あかつきで捉えられた各種の大気運動についても紹介する。最後に,超回転の役割を大気大循環論の中で位置づける。 本講演は主に以下の論文およびそのオンライン補遺 Horinouchi et al, 2020 に基づく。

オンラインセミナー第 109 回 2020 年 10 月 6 日 (火) (16:00 - 18:30)

話題提供者
要旨

スーパーローテーションとは大気が赤道域を含む広い緯度範囲で自転方向に循環することを指す。太陽系では金星とタイタンに全球にわたるスーパーローテーションが見られるほか、やや緯度範囲が限られるが木星と土星の大気にもそのような流れが存在する。また太陽系外惑星の中にもスーパーローテーションの存在がうかがわれるものがある。スーパーローテーションが維持されるためには非軸対称な擾乱による角運動量輸送が必要であることが理論的に示されている。近年の数値モデルを用いた研究によって、地球型惑星では惑星規模の力学的不安定に伴う南北角運動量輸送と熱潮汐波の付加的な寄与が示唆されている。木星と土星では最近の観測からスーパーローテーションが惑星の奥深くまで広がっていることが示唆されているが、そのメカニズムはわかっていない。潮汐固定された系外惑星では強い放射強制によってスーパーローテーションが生じることが予想されている。本セミナーでは、観測により明らかになってきたそれぞれの天体の大気循環と、理論的研究や数値モデルにより予想されているメカニズムについて、天体間で比較し議論する。なお内容は概ね Imamura et al., 2010 にならう。

研究会

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その他

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