[GFD Dennou Club | deepconv Project] [deepconv Reference Manual]

ごくらく deepconv/arare4


  1. はじめに
  2. deepconv/arare4 のビルド
  3. 実験の実行
  4. 簡単な解析・可視化
  5. 実験条件の変更
  6. 実行プログラムの更新
  7. 参考文献

はじめに

この文書は deeoconv/arare を用いて手軽に実験を行うためのチュートリアル です.

実行プログラムはソースツリーディレクトリ (ここでは /work/deepconv に展開されているとします) 直下の bin ディレクトリ以下にあるとします.

deepconv/arare4 のビルド

インストールの手引 を参考に, deepconv/arare4 のビルドを行ってください. 「インストールの手順」の「ソースのコンパイル」まで行ってください.

実験の実行

以下, いくつかの実験の実行方法について説明します.

木星サーマル上昇実験

木星大気を模した条件下で, サーマル上昇実験を実行する方法を こちら で説明します.

地球サーマル上昇実験

地球大気を模した条件下で, サーマル上昇実験を実行する方法を こちら で説明します.

火星サーマル上昇実験

小高他 (2006) で行われた, 火星サーマル上昇実験を実行する方法を こちら で説明します.

簡単な解析・可視化

簡単な解析・可視化については, dcpam の 簡単解析・可視化 を参考にしてください.

この他にも, 解析・可視化をより自在に行う CUI (キャラクターユーザインターフェース) ツール GPhys (チュートリアル) などもあるため, 実際に解析・可視化を行う際には, 適宜選んで使用してください.

実験条件の変更

実験条件を変更するには namelist を編集する必要があります. namelist ファイルの各項目については こちら で説明します.

実行プログラムの更新

src ディレクトリ以下の編集を行った場合, 以下のようにすることで実験用ディレクトリの内容を更新することが可能です.

まず, ソースツリー直下で

$ make clean

を実行します.

次に インストールの手引 の 「インストールの手順」の「ソースのコンパイル」を参考に, 行ないたい計算に応じてソースのコンパイルを再度行ないます.

参考文献


deepconv Development Group / GFD Dennou Staff dcstaff@gfd-dennou.org
Last Updated: 2011/03/03, Since: 2006/09/12