鉛直 1 次元設定での地球大気放射フラックス計算 (ICRCCM (Longwave Radiation))

概要

ICRCCM (Longwave Radiation) (Ellingson et al., 1991) の設定に基づき, DCPAM の鉛直 1 次元設定での放射フラックス, 放射加熱率の計算. ただし, ICRCCM (Longwave Radiation) (Ellingson et al., 1991) では短波放射については扱っていないため, 短波放射については比較できない.

モデル

設定と結果

  • 共通設定
    • 地球放射モデル
    • 条件
      • 太陽天頂角 0 度
      • 惑星表面アルベド 0.2
    • 解像度: L26
    • 積分時間: 1 ステップ

Case 25

Case 27

Case 28

備考

  • モデル内では, 放射過程以外 (乱流過程, 雲過程) も計算されている. しかし, 放射フラックスの計算結果のみ利用する場合には, それらの過程の計算は放射フラックスに影響しない.
  • 与える鉛直プロファイルを変更することで, 他のプロファイルでの放射フラックス計算も可能である. 例えば, 熱帯大気, 中緯度夏大気, 中緯度冬大気, 極域夏大気, 極域冬大気 (Ellingson et al., 1991) のデータは用意している.
    • これらを利用する際には, *.conf ファイル内の set_1d_profile_nml namelist ブロックにおける変数, InFileName によってファイル名を変更すること.

謝辞