トーンによる2次元等値線図のぬりわけをおこなう.
CALL UETONE(Z,MX,NX,NY)
    
                                                               
  Z    (R)   MX  NYの2次元配列. 作画にはNX                    
             NYの部分を使う.                                  
                                                               
  MX   (I)   配列Zの第1次元整合寸法.                          
                                                               
  NX   (I)   作画に使う配列Zの第1次元寸法.                    
                                                               
  NY   (I)   作画に使う配列Zの第2次元寸法.                    
                                                               
  
  CALL UEGTLB(Z,MX,NX,NY,-REAL(NLEV))NLEVは内部変数'NLEV'が参照する値である (初期値は12); 内部変数'LTONE'が.FALSE.のとき, 内部変数'RLEV'が参照する値以下の領域を 内部変数'IPAT'が参照する値のトーンパターンでぬりわける ('RLEV', IPAT'の初期値はそれぞれ 0.0, 1201:右上がりの斜線). なお 'LTONE'の初期値は.FALSE.である.
イメージデータ描画機能を使って,2次元等値線図のぬりわけをおこなう.
CALL UETONF(Z,MX,NX,NY)
    
                                                               
  Z    (R)   MX  NYの2次元配列. 作画にはNX                    
             NYの部分を使う.                                  
                                                               
  MX   (I)   配列Zの第1次元整合寸法.                          
                                                               
  NX   (I)   作画に使う配列Zの第1次元寸法.                    
                                                               
  NY   (I)   作画に使う配列Zの第2次元寸法.                    
                                                               
  
  
UDTONE で使うトーンレベル値を 最小値・最大値および きざみ値またはおよそのレベル数で設定する.
CALL UEGTLA(XMIN,XMAX,DX)
    
                                                                        
  XMIN,        (R)   トーンレベルの最小値と最大値.                     
  XMAX               必ずしもきりのよい値でなくてもよい.               
                                                                        
  DX           (R)   DX > 0 のときDXをきざみ幅とする.               
                                                                        
                     DX = 0 のとき内部変数                              
                     'NLEV'を参照して,約NLEV本の                       
                     トーンレベルを生成する.                           
                                                                        
                     DX < 0 のとき約INT(ABS(DX))                     
                     本の トーンレベルを生成する.                      
                                                                        
  
  
UETONE で使うコンターレベル値を 格子点値を与える配列と きざみ値またはおよそのレベル数で設定する.
CALL UEGTLB(Z,MX,NX,NY,DX)
    
                                             
  Z, MX, NX,      UETONE ([here]             
  NY              節)参照.                 
                                             
  DX              UEGTLA ([here]             
                  節)参照.                 
                                             
  
  
ぬりわけるレベルとパターンを1レベルごと指定する.
CALL UESTLV(TLEV1,TLEV2,IPAT)
    
                                                                   
  TLEV1   (R)   ぬりわけるレベルの下限値.                         
                                                                   
  TLEV2   (R)   ぬりわけるレベルの上限値.                         
                                                                   
  IPAT    (I)   トーンパターン番号                                 
                (「GRPH1」のマニュアル参照).                     
                                                                   
  
  CALL UEQNTL(NTON)によって参照できる.
CALL UEQTLV(TLEV1,TLEV2,IPAT,ITON)によって参照できる.
ぬりわけるレベルとパターンを配列で複数レベル指定する.
CALL UESTLN(TLEVN,IPATN,NTON)
    
                                                                        
  TLEVN   (R)   ぬりわけるレベルの値を格納する配列. 大きさNTON+1.      
                                                                        
  IPATN   (I)   トーンパターン番号を格納する配列. 大きさNTON.          
                (トーンパターン番号については「GRPH1」のマニュアル参   
                照).                                                   
                                                                        
  NTON    (I)   配列IPATNの大きさ.                                     
                                                                        
  
  
UESTLVまたはUESTLNで設定したトーンレベルを無効にする.
CALL UEITLV
なし
UEPACKサブルーチンパッケージで使用する内部変数を参照/変更する. (UEpSTXは実行時オプションによる変更を許す.)
CALL UEpGET(CP,IPARA)
CALL UEpSET(CP,IPARA)
CALL UEpSTX(CP,IPARA)
CP (C*8) 内部変数の名前. IPARA (I,R,L) 内部変数の値.
以下にCPとして指定できる名前のリストを記す.
'LTONE' (L) ぬりわけるトーンレベルをユーザーが指定しなかったと き, UEGTLB を使ってトーンレベルとトーンパターンを 生成するかどうかを指定する. .TRUE. ならUEGTLB をつかう; .FALSE. なら'RLEV'(下記)以下をぬるような設定をする (初期値は.FALSE.). [-1ex]0ex1ex} 'RLEV' (R) 'LTONE'が.FALSE.のとき, ぬりわける領域の境界値(初期値は0.0) . ここで指定した値以下の領域をぬる. [-1ex]0ex1ex} 'IPAT' (I) 'LTONE'が.FALSE.のとき, 内部変数'RLEV'以下の領域をぬる トーンパターン(初期値は1201:右上がりの斜線) . [-1ex]0ex1ex} 'ICOLOR1' (I) 'LTONE'が.TRUE.のとき用いる 色番号の下限値(初期値は15). [-1ex]0ex1ex} 'ICOLOR2' (I) 'LTONE'が.TRUE.のとき用いる 色番号の上限値(初期値は94). [-1ex]0ex1ex} 'ITPAT' (I) 'LTONE'が.TRUE.のとき用いる パターン番号(初期値は999, べた塗り). [-1ex]0ex1ex}
      
                                                                    
  UEPQNP(NCP)         内部変数の総数NCPを求める.                   
                                                                    
  UEPQID(CP,IDX)      内部変数CPの位置IDXを求める.                 
                                                                    
  UEPQCP(IDX,CP)      IDXの位置にある内部変数の名前CPを参照する.   
                                                                    
  UEPQVL(IDX,IPARA)   IDXの位置にある内部変数の値IPARAを参照する.  
                                                                    
  UEPSVL(IDX,IPARA)   IDXの位置にある内部変数の値IPARAを変更する.  
                                                                    
      
    
このパッケージにはこのほかに以下の下位ルーチンがある. ここではその名前をあげるにとどめる.
                                     
  UESTLZ   UEQTLZ   UEAREA   UEAINT  
                                     
NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov> Last Modified: Thu Aug 31 13:08:18 EDT 1995