正規化変換の設定に関するサブルーチン群. 実際の正規化変換関数は STPACK に含まれる.
以下のルーチンが設定する正規化変換に関するパラメータは, GRPH1の内部変数を管理するルーチンSGpGET/SGpSETにより 一つずつ参照/変更することもできる. 以下のルーチンは,内部的に SGpSETを用いて, 内部変数を設定している. したがって,これらのルーチンを使って設定するパラメータは, 実行時オプションによる変更ができない. 実行時オプションによる変更をしたいときは GRPH2 の GRPACK を 用いればよい.
正規化変換のためのビューポートを設定する.
CALL SGSVPT(VXMIN,VXMAX,VYMIN,VYMAX)
    
                                                                 
  VXMIN,VXMAX,VYMIN,        (R)   ビューポート.                 
  VYMAX                           [here] 節参照.                
                                                                 
  
  CALL SGQVPT(VXMIN,VXMAX,VYMIN,VYMAX)によって参照できる.
正規化変換のためのパラメータを設定する.
CALL SGSWND(UXMIN,UXMAX,UYMIN,UYMAX)
CALL SGSSIM(SIMFAC,VXOFF,VYOFF)
CALL SGSMPL(PLX,PLY,PLROT)
    
                                                                        
  UXMIN,UXMAX,UYMIN,        (R)   ウインドウ.[here]                    
  UYMAX                           節参照.                              
                                                                        
  SIMFAC                    (R)   相似変換のスケーリングファクター.    
                                  [here] 節参照.                       
                                                                        
  VXOFF,VYOFF               (R)   原点のオフセット.                    
                                  VXOFF,VYOFFが0の時,                   
                                  原点はビューポートの中心に設定される  
                                  .[here] 節参照.                     
                                                                        
  PLX,PLY,PLROT             (R)   地図投影の際の回転角.                
                                  [here] 節参照.                       
                                                                        
  
  CALL SGQWND(UXMIN,UXMAX,UYMIN,UYMAX)によって参照できる.
CALL SGQSIM(SIMFAC,VXOFF,VYOFF)
CALL SGQMPL(PLX,PLY,PLROT)
正規化変換の変換関数番号を指定する.
CALL SGSTRN(ITR)
    
                                             
  ITR   (I)   変換関数番号([here]            
              節参照).                      
                                             
  
  CALL SGQTRN(ITR)によって参照できる.
      
                                                                       
  ISGTRC(CTR)       名称あるいは略称を与えて                           
                    変換関数番号を返す整数型の関数.                   
                                                                       
  SGTRQF(NTX,LTR)   変換関数番号NTXが定義されているかどうかを調べる.  
                    定義されていればLTRとして.TRUE.が返される;         
                    定義されていなければ.FALSE.が返される.            
                                                                       
  SGTRSL(CTS,CTL)   略称から名称を求める.                             
                                                                       
  SGTRSN(CTS,NTX)   略称から変換関数番号を求める.                     
                                                                       
  SGTRLS(CTL,CTS)   名称から略称を求める.                             
                                                                       
  SGTRLN(CTL,NTX)   名称から変換関数番号を求める.                     
                                                                       
  SGTRNS(NTX,CTS)   変換関数番号から略称を求める.                     
                                                                       
  SGTRNL(NTX,CTL)   変換関数番号から名称を求める.                     
                                                                       
      
  正規化変換を確定させる.
CALL SGSTRF
なし.
NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov> Last Modified: Thu Aug 31 13:05:53 EDT 1995