GRPH1 で描かれる線分の太さと色はラインインデクスと呼ばれる 
3桁の整数(nnm)で指定される. 
線の太さと色のうちどちらか一方しか変えられないような 
デバイスに出力する場合でも, 
ラインインデクスの異なる2本の線が識別できるようにするため, 
ラインインデクスは次のような規則にしたがって太さと色に対応づけられる. 
 
 
 
線の太さと色が両方変えられるようなシステムでは, 上位2桁(nn=0- 99)が色番号, 下位1桁(m=0- 9)が線の太さを表す. 色番号は, 1から5 までは標準的に
| 1: | 白または黒 (フォアグラウンド) | 
| 2: | 赤 | 
| 3: | 緑 | 
| 4: | 青 | 
| 5: | 黄 | 
と決められているが, それより大きな番号に関しては colormap ファイルの定義による. またm: 1(細) → 9(太)となっている. 線の太さだけが変えられるような出力装置では, m=0のときに限ってnnをmとして読みかえる. また, 線の色だけがかえられるような出力装置では, nn=0のときに限ってmをnnとして読みかえる. したがって線の太さと色を明示したいとき以外は, 1桁のラインインデクスを指定しておけば, とりあえず装置に固有な方法によって線分は識別可能となる.