8.2.10 udpget/udpset(udpstx)

1.
機能
UDPACKメソッド(元サブルーチン)パッケージで使用する内部変数を参照/変更する. ( udpstxは実行時オプションによる変更を許す. )
2.
呼び出し方法
ipara = NumRu::DCL.udpget(cp)
NumRu::DCL.udpset(cp,lpara)
NumRu::DCL.udpstx(cp,lpara)
3.
パラメーターの説明
cp (C*8) 内部変数の名前.
ipara (I,R,L) 内部変数の値.



以下にcpとして指定できる名前のリストを記す.
'INDXMJ' (I) major lineのラインインデクス(初期値は3).
'INDXMN' (I) minor lineのラインインデクス(初期値は1).
'LABEL' (L)   major lineにラベルをつけるかどうかの指定をする..true.ならつける;.false.ならつけない(初期値は.true.).
'LDASH'   (L)   負のコンターラインを異なるラインタイプで描くかどうかを指定する..true.のとき負のコンターラインを内部変数'IDASH'の参照するラインタイプで描く;.false.のときすべてのコンターラインを内部変数'ISOLID'の参照するラインタイプで描く(初期値は.true.).
'IDASH' (I) 'LDASH'.true.のとき,負のコンターレベルに使うラインタイプ(初期値は3:破線).
'ISOLID' (I) 'LDASH'.true.のとき0以上のコンターレベルに,または'LDASH'.false.のときすべてのコンターレベルに使うラインタイプ(初期値は1:実線).
'ICYCLE' (I) minor lineをmajor lineの間に何本引くかを指定する.すなわち'ICYCLE'で参照する値に1本の割合でmajor lineを引き, 残りはminor lineを引く(初期値は2).
'NLEV'   (I) コンターレベルを自動的に生成するとき,この内部変数を参照して約nlev本のコンターレベルを生成する(初期値は12).
'RSIZEL' (R) コンターラベルの文字高(単位はV座標系;初期値は不定).この内部変数が不定のときuzrget/uzrsetの管理する内部変数 'RSIZEL1'を参照する(3.7節参照).
'LMSG' (L) グラフの下部マージンにメッセージを書くかどうかを指定する..true.なら書く;.false.なら書かない(初期値は.true.).
'RSIZET' (R) グラフの下部マージンに書くメッセージの文字高(単位はV座標系;初期値は不定).この内部変数が不定のときuzpgetsetの管理する内部変数'RSIZEL1'を参照する(3.7節参照).
'XTTL' (R) グラフの下部マージンに書くメッセージの位置を決める内部変数.--1から+1までの実数値をとりうる.--1のとき左よせ, 0のときセンタリング, +1のとき右よせする(初期値は0).
'IUNDEF'   (I) 値が不定であることを示す内部変数(初期値は-999).

4.
備考
(a)
内部変数を管理するための下請けルーチンとして 以下のものがある.
ncp = NumRu::DCL.udpqnp() 内部変数の総数 ncpを求める.
idx = NumRu::DCL.udpqid(cp) 内部変数 cpの位置 idxを求める.
cp = NumRu::DCL.udpqcp(idx) idxの位置にある内部変数の名前 cpを参照する.
ipara = NumRu::DCL.udpqvl(idx) idxの位置にある内部変数の値 iparaを参照する.
NumRu::DCL.udpsvl(idx,ipara) idxの位置にある内部変数の値 iparaを変更する.
(b)
UDpGETは上に述べたUDPQIDを呼んで 内部変数の位置を求め, udpqvlによって値を参照する; udpsetudpqidを呼んで内部変数の位置を求め, udpsvlによって値を設定する. したがって指定した内部変数名が見つからないとき, エラーメッセージはudpqidが出力する.
(c)
ITYPEとしては適切な型の定数または変数を指定すること.