これまでの暖水域応答水惑星実験: 長時間平均場 長時間平均場を観察しての応答の形成機構推測(降水分布東西非対称性に関するシナリオ) 暖水域東側: 湿潤化 ケルビン波応答の赤道低圧偏差域に, エクマン境界層の流れによる水蒸気収束が発生, 対流を強化 暖水域西側: 乾燥化 ロスビー波応答の赤道上の弱低圧偏差域において, エクマン境界層の流れによる水蒸気発散が発生, 対流を弱める. 結果として放射冷却効果が強まり冷源として働き, 高気圧偏差を生む? Gill (1980), Heckley and Gill (1984) 等の浅水流体線形理論からの類推とあわない 西側は高気圧偏差になってしまった?! 対流中心から射出される波動応答は東西どちらも低気圧偏差のはず