2001/09/04・10の作業記録 ■インストール前準備 □必要なパッケージのインストール ・mew ・im ・mnews ・mh-ja ・mh ・cron ・exim 質問には「5」と答える ■qmailのインストール・設定 ※基本的にはドキュメント通り行う 気になったところのみここに書く □qmailユーザ・グループの追加 ドキュメントにはユーザやグループのuid,gidは 書いていなかったので、実際にgreyの /etc/passwd や /etc/group などを見て確認する 以下確認したもの ※基本的にはgreyと同じIDにしたかったが gidの102は埋まっていたので nofiles のgidは104とする ・グループ nofiles :102 (honeyでは 104 を使う) qmail :70 ・ユーザ alias :70 qmaild :71 qmaill :75 qmailp :76 qmailq :74 qmailr :73 qmails :72 以上の値でuid,gidを設定して、アカウントを作る □qmailのソースファイルを取得 ドキュメント通り、ftp://ftp.jp.qmail.org/qmail/qmail-1.03.tar.gz からを取得する 取得したファイルは /usr/src/ 以下に置いておく □qmail-1.03.tar.gzの展開 展開を行おうとしたがうまくいかず。 もう一度ソースファイルをダウンロードしようとしたが、 そちらもうまくいかず 原因…そもそもqmail-1.03.tar.gz というファイルが変だったらしい ☆解決…greyからまともなqmail-1.03.tar.gzをコピーして来た □初期設定 # ./config は /usr/src/qmail-1.03/ で行うこと 9/4はここまで □[1.2.2]各種エイリアスアドレス での変更点 # echo '&yellow' > .qmail-dns を # echo '&honey' > .qmail-dns とした [1.4]テストメールの配信 greyにメールを送りたければ送り先アドレスを morikawa@grey.ep.sci.hokudai.ac.jp とする必要がある。 9/10はここまで ここより9/14の作業 [1.5]sendmail の置き換え sendmail,exim ともにインストールされていない為、 ほとんどの作業はする必要無し ただし、以下のリンク張りだけは行った # ln -s /var/qmail/bin/sendmail /usr/lib/sendmail # ln -s /var/qmail/bin/sendmail /usr/sbin/sendmail 注意書きにもあるが、cronやgate-systemで使用するので 忘れないように [1.6]smtp リモートホストからhoneyにメールを送るには 送り先のアドレスを morikawa@honey.ep.sci.hokudai.ac.jp とすればよい [2.2]apopの設定 書き足すのは # APOP 2001-03-12 pop-3 stream tcp nowait root /var/qmail/bin/qmail-popup qmail-popup grey.ep.sci.hokudai.ac.jp /bin/checkapoppw /var/qmail/bin/qmail-pop3d Maildir の部分(ドキュメントでは2行に別れているが、greyのファイル内では 1行になっていたのでその通りにする) ※※apopとimapの部分がコメントアウトしてあったけどどういうこと?※※ => 後で、/etc/init.d/tcpserverから起動するようにするためにこちらを コメントアウトする必要があったため [3.4.2]MD5 認証データベースファイル自動生成 ※このperlスクリプトはgateがインストールされていない状態では  使用できません。(スクリプトを読んでみるとわかる)  よって現段階では/etc/cron.dialy 以下におかないこと  (置いてしまうと、imap用のパスワードが無くなってしまう) ※※perlの意味がよくわかりません…※※ ここまできて必要なパッケージがインストールされていないなどに気づく 気づいたことリスト ・mew , im , mnews , mh-ja といったアプリケーションが まだインストールされていない ・cron , exim がインストールされていない ・quota の設定や OTPの設定をおこなっていない とりあえず、現段階では cron ,exim をインストールし 先へ進む。(eximを無効化する作業は行う) smtpの作業までが終ってから、やっていない作業を することにする。 ※※間違い発見※※ # crontab -e が # crantab -e になっている □mew, im, mh-ja, mh, mnews をインストール ●imインストール時の質問 ・Do you want to use RPOP protocol デフォルトが「No」だったので、その通りにする ●mnews のサーバ ・ドキュメント通り 「news.ep.sci.hokudai.ac.jp」とする ※※注意!!※※ mew は ドキュメントの下の方にある「6 MUAの設定」が終るまで 使用できません。 メールは全て ~/Maildir/ 以下に送られますので あしからず。 □再起動時の注意  現設定では、起動時には apache と qmail(再起動時に限る)  は自動的に起動しない。  apache を起動させるには  # /etc/apache/bin/apachectl start qmail を起動させるには # /etc/init.d/qmail を実行する必要がある 9/14の作業はここまで 次回、imap,apop,smtpがきちっと動いているか、 情報3番のOutlook Express を使用して確かめましょう  ここから9/18の作業  ■[3.4.2]MD5 認証データベースファイル自動生成における   perlスクリプトimappwdbg について、上に書き足した    ■imapはまともに動くことが判明   Windows のOutlook Express でimap用の設定を行い、   imapサーバ,smtpサーバに「honey.ep.sci.hokudai.ac.jp」を   設定して使用してみると、メールを見ることができた。 また、ほかのパソコンからも見ることができた。   なお、普通だとメールは ~/Maildir/new におかれているが   Outlook Express などで見た後だと、   ~/Maildir/cur に移動し、パーミッションも変わっている  ---☆Outlook ExpressでIMAPを使用する場合の注意☆---      普通にそのまま使うと「送信済みフォルダ」、「下書き」用に    名前がぐちゃぐちゃなフォルダがホームディレクトリにできる    これを避けたい場合は、アカウントを作ってすぐに    「ツール」→「アカウント」として、今作成したIMAP用の    アカウントを選んで、「プロパティ」とし、    そこの「IMAP」タブの「送信済みアイテムのパス」と「下書きのパス」    をアルファベットに書き換える。    すると、そこで入力したフォルダがホームディレクトリに作成される。    僕の場合は送信済みを「Mailsend」,下書きを「Mailtmp」とした。  ----------------------------------------------------- [4.3] tcpserver 起動確認 ここでは上記のOutlook Express で自宅に送信してみた すると、ドキュメントどおりのログをとることができた  [4.4]接続制御データベースファイル /etc/tcp.smtp.cdb 自動生成    ここでは、まだgateが動いていないため、スクリプトを    実際におくべき/usr/local/sbin/ 以下にはおかず    とりあえず、一時的に~/mail_filesに置いておく事とする。 [5.1] ezmlm 導入 メーリングリスト作成などのコマンドの詳細については http://mlm.jp.qmail.org/ezmlm53/index.html http://www.fan.gr.jp/man/ezmlm.html が参考になる 6 MUA (Mail User Agent)の設定 予想通り、これを行うことでmewを使用することができるようになった ただし、mewを起動すると、~/Maildir/cur にあったメール全てが ~/Mail/inbox へと移動してしまい、再びOutlook Express などで 見ようとしても、見ることができないため注意 ※メールが来たときには~/Maildir/ にあるため、その時点でそのメールを IMAPで見ることは可能。ただし、mewを起動した段階で そこにあるメールが全て吸い取られてしまうため、吸い取られたメールは もうIMAPで見ることはできない とりあえず、9/18の段階で 一通りのmailサーバ構築は終了 あとは残りどれだけのことをする必要があるのかと言うことだが…