6.2 未定義値 (RUNDEF) の解釈

UUPACK/UVPACK/UHPACK のメソッド(元サブルーチン)は, 独立変数または従属変数に 未定義値 (RUNDEF) を指定することができる. この値が指定された時の解釈は次の通り.

独立変数が rundef の時:
独立変数に関して等間隔のデータであると解釈される. 独立変数の定義域は USIDV(UMIN, UMAX) で指定される. この範囲が指定されていない場合は, ウインドウ全体を 独立変数の定義域とみなす. TYPE1 および TYPE2 のルーチンでは定義域をn-1で, また, TYPE3 および TYPE4 のルーチンでは定義域をn で均等に分割する.
従属変数が rundef の時:
内部変数 UREF (初期値=0) の値が指定されたものとみなす. ただし, 従属変数に RUNDEF が指定できるのは, 2つの従属変数をもつ TYPE2, TYPE4 のルーチンのみである.
従属変数の未定義値は, 棒グラフのように 棒の上下の位置を指定するようなメソッド(元サブルーチン)で, 常に座標軸から指定された位置までの棒を描くような場合を想定している.