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[dennou-ruby:002983] RubyDCL 1.6.0 released



堀之内です。

RubyDCLを久々にバージョンアップしました。今回の主な変更は、

1. Ruby 1.9 対応(大塚さん有難うございました)
2. uemrkz という RubyDCL オリジナルな拡張ライブラリメソッド
   の導入
3. stftrf 等のスカラー変換関数で引数に NArray を取れるように
   した(stpack, maplib, ctrlib)。-- Rubyでも変換関数を
   高速に使えるようにした(stftrf/stitrf) のと未サポート
   メソッドのサポートです(maplib,ctrlib)。maplibは全関数
   をサポートしました、ctrlib は実のところRubyでは簡単に
   書けるので、maplibサポートの延長で簡単に出来る入力2、
   出力2のものに限りました。(あとは数式を自分でうち
   こんでください。)

2. の uemrkz は uumrkz に似てるのですが、値を示す変数 z を
増やして、uepack で設定されているトーンレベルに応じてマークに
色付けをします。欠損値処理もします。DCL本家にあってもいいよう
な気はしますが、とりあえず RubyDCL のみでのサポートとなります。
仕様は:

DCL.uemrkz(upx,upy,z,itype,index,rsize) 

です。(一方の uurmkz は
NumRu::DCL.uumrkz(upx,upy,itype,index,rsize)  )
色は内部で決まるので index に指定するのは一桁の
太さだけです。

例えばこのように使います:

DCL.uegtla(最小, 最大, 間隔)
DCL::uemrkz(x,y,z,10,3,0.01)

サンプルはこちら:
http://ruby.gfd-dennou.org/products/ruby-dcl/demo/rubydcloriginal/index.htm
(画像あります。) 

> 神代さま、皆さま
> 
> RubyDCLをそろそろ更新しようと思ってます。
> 
> 遅くなりましたが手元では下記パッチを取り込みました。
> また [dennou-ruby:002862] にあるように幾つかの関数の
> ラッパーを NArray 対応バージョンとしてして
> 作りました (stpack, maplib, ctrlib)。
> あと、RubyDCL独自メソッドとして、uumrkz の位置を
> 表す配列 ux, uy に加えて、値を表す配列 z を
> 引数として追加し、uepack のトーンパラメターを使って、
> 色を塗る uemrkz というのを作りました。
> 
> 他に何か対応希望ないでしょうか。
> プレビュー版を 
> http://ruby.gfd-dennou.org/products/ruby-dcl/ruby-dcl-1.6.0pre.tar.gz
> としました。
> 
> # すみません RubyDCL では CVS を使ってないのです...。
> 
> 堀之内