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: 地球流体理論マニュアル : 火星現象論

火星現象論: 火星の探査

地球流体電脳倶楽部

1996 年 11 月 13 日


目次

概要:

火星の探査はアメリカにより1960年代にマリナーシリーズ , 1970年代にバイキングシリーズが行われ , ソ連により1970年代に マースシーリズが行われた。

マリナー(Mariner)シリーズ(米国)

マース(Mars)シリーズ(ソ連)

バイキング(Viking)シリーズ(米国)



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図1 近火点高度と近火点緯度



月日 周回数 平均周期 近火点高度 軌道傾斜角 近火点緯度
  (回) (時間) (Km) (deg) (deg)
1976.9.24 96 25.65 1515 38.2 32.3
1977.1.22 213 23.05 1480 39.1 38.1
1977.3.11 263 21.92 299 39.2 39.2
1977.3.24 278 23.50 303 39.3 39.2
1977.5.15 331 23.50 323 39.2 36.8
1977.7.1 379 23.97 321 39.2 32.7
1978.12.2 898 24.85 260 39.9 -38.5
1979.5.19 1061 24.99 329 39.0 -29.0
1979.7.20 1120 24.79 357 39.9 -20.9



表1. バイキング1号の軌道(Snyder(1979) , table 3)




月日 周回数 平均周期 近火点高度 軌道傾斜角 近火点緯度
  (回) (時間) (Km) (deg) (deg)
1976.9.30 51 26.78 1518 75.1 63.6
1976.12.20 123 26.48 778 80.1 60.6
1977.3.2 189 24.73 751 80.2 54.4
1977.4.18 235 22.73 723 80.5 51.9
1977.9.26 404 24.29 712 80.3 34.3
1977.8.9 417 24.22 594 80.3 32.6
1977.8.23 431 23.98 302 80.3 24.8



表2. バイキング2号の軌道(Snyder(1979) , table 4)

フォボス(Phobos) (ソ連, 失敗)

マースオブザーバー(Mars Observer) (米国)

参考文献




Carr, M.H. 1996: Water on Mars, Oxford Univ. Press, 229pp.

前田坦, 1982: 太陽系惑星環境の物理学, 共立出版.

Snyder, C.W., 1979: The extended mission of Viking, J.Geophys.Res., 84, 7917-7933.




謝辞

本稿は 1989 年から 1993 年に東京大学地球惑星物理学科で行われていた, 流体理論セミナー, 及び 1996 年に行われていた 固体火星セミナーでのセミナーノートがもとになっている. 原作版は石渡正樹による「火星現象論」 (1989/05/19) であり, 林祥介によって地球流体電脳倶楽部版「火星現象論」 として書き直された (1996/06/23). その後小高正嗣によって加筆された (1996/11/13). 構成とデバッグに協力してくれたセミナー参加者のすべてにも 感謝しなければならない.

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\end{displaymath}

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Odaka Masatsugu 平成19年5月29日