2004 年 3 月 18 日 地球流体電脳倶楽部
gt4f90io のインストールについて解説します. あらかじめ 1. 事前に必要なパッケージ に書かれているライブラリをインストールしておいてください. gt4f90io のソースをダウンロードしていない場合は こちら から手に入れることができます.
まず, gt4f90io のソースを展開します. 展開する場所は任意で構いま せん. ここでは ~/temp/ 以下に展開することにします.
$ mkdir ~/temp $ cd temp $ tar xvzf gt4f90io-current.tgz $ cd gt4f90io-YYYYMMDD
次に, 利用する F77 および F90 コンパイラを環境変 数 FC, F90 にそれぞれ代入します. Intel Fortran Compiler 7.1(以降 IFC と 呼ぶ) , Fujitsu Fortran Compiler V4(以降 FRT と呼ぶ)を用いる場合, 以下の ようになります.
$ export FC=ifc
$ export FC=frt
次に, configure スクリプトを用いて関連するパスの設定を行います.
$ ./configure --prefix=/usr/local/gt4f90io \ --with-netcdf=/usr/local/netcdf/lib/libnetcdf.a--prefix には gt4f90io をインストールするディレクトリのパスを, --with-netcdf には netcdf ライブラリのパスをそれぞれ指定します. 自分の環境に合わせて変更してください.
ここでいくつか「おまじない」をします. ここでの作業がなぜ必要なのかについては言及しません. 気持ち悪いでしょうが, 「おまじない」と割り切って流してください. 詳しくは後ほど解説する予定です.
最初のおまじないです. gt4f90io-YYYYMMDD/ にある Config.mk を以下の様に書き換えま す.
... # コンパイル時・リンク時に必要なフラグ SYSFFLAGS=-O -Qoption,ld,-Bdynamic -Vaxlib -w # => -Vaxlib 等を付け加えた. ...
SYSFLAGS のデフォルトの値に -Vaxlib を付け加えました.
次のおまじないです. これは IFC 7.1 を使う場合だけ必要があります. それ以外のバージョンの IFC や FRT を用いる 場合は必要ありません. gt4f90io-YYYYMMDD/src/ にある gt_map.f90 というファイルの中身を書き換えます. 具体的には gt_map.f90 中の以下の行をコメントアウトします.
use gt_vartable, only:hoge
gt4f90io-YYYYMMDD/ にある Config.mk を以下の様に書き換えます.
... # コンパイル時・リンク時に必要なフラグ SYSFFLAGS= -Am # => -Am を付け加えた. ...
SYSFLAGS のデフォルトの値に -Am を付け加えました.
以上でおまじないは終了です.
展開したソースのトップディレクトリへ戻り, make, make install します.
$ cd ~/temp/gt4f90io-YYYYMMDD/ $ make $ make install $ make install-doc # ドキュメントもインストールする場合
以上でgt4f90io のインストールは終了です.