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gt4f90io の deb パッケージ作成の手引


  1. この文書について
  2. ソースダウンロード先
  3. インストール先ディレクトリ
  4. 環境変数の設定
  5. 事前インストールパッケージ
  6. deb パッケージ化: 初めての場合
  7. deb パッケージ化: 再パッケージ化する場合
  8. deb パッケージ化: ソースが更新された場合
  9. 参考文献

この文書について

この文書は gt4f90io debian パッケージ作成の手引である.

なお, 既に一度 debian パッケージ化が行なわれているものに 関しては, 簡単に更新可能なスクリプトを用意しているものもある. gtool4/debian 領域編集の手引き目次 -- 個々のパッケージの管理の手引き を参照せよ.

ソースダウンロード先

<URL:http://www.gfd-dennou.org/library/gtool4/gt4f90io/gt4f90io_current.tgz>

インストール先ディレクトリ

使用したコンパイラ毎にライブラリを用意するため, インストール先のディレクトリは /usr/lib/gt4f90io-(コンパイラ名) とする. コンパイラ名は

ffcN	Fujitsu Fortran90 compiler ver. N (N はバージョン名)
ifcN	Intel fortran ver. N

とする. GNU のコンパイラ (g95 など) を用いた場合は /usr/lib 以下に インストールする.

以下では ffc Ver.5 と ifc ver.8 を用いることを想定する.

環境変数の設定

パッケージ情報に引用される環境変数 DEBFULLNAME, DEBEMAIL, EMAIL, を設定する. (DEBEMAIL さえ設定しておけば EMAIL は 必要ないが念のため)

$ export DEBFULLNAME="Masatsugu ODAKA"
$ export DEBEMAIL=odakker(at)gfd-dennou.org
$ export EMAIL=odakker(at)gfd-dennou.org

事前インストールパッケージ

事前に以下のパッケージが実行環境にインストールされているか確認する.

dh-make
dpkg-dev
fakeroot
netcdf-(コンパイラ名)

deb パッケージ化: 初めての場合

  1. ソースをダウンロードして展開後, ソースのディレクトリ名を

    <パッケージ名> - <バージョン名>

    に変更する. 名前に使える文字列は "a-z0-9","+","-" である. 大文字は使えないことに注意. 今回の場合ソースツリー名が

    gt4f90io-20050207

    となっているので,

    gt4f90io-(コンパイラ名)-20050207
  2. パッケージ情報の作成

    次にパッケージ情報の雛型を作成する.

    $ dh_make -s

    これにより, ソースアーカイブトップディレクトリに debian ディレクトリ が作成される.

    編集するファイルは以下の通り

  3. パッケージ化

    ソース直下のディレクトリにて

    $ dpkg-buildpackage -rfakeroot

    を実行する. その結果, 一つ上のディレクトリに

    gt4f90io-ffc5_20050207-X.diff.gz
    gt4f90io-ffc5_20050207-X.dsc
    gt4f90io-ffc5_20050207-X_i386.changes
    gt4f90io-ffc5_20050207-X_i386.deb
    gt4f90io-ffc5_20050207.orig.tar.gz

    が作成される.

deb パッケージ化: 再パッケージ化する場合

既に作成したパッケージに不具合があり, 再パッケージ化する場合,

をダウンロードして

$ dpkg-source -x gt4f90io-ffc5_20050207-X.dsc

を実行する. または

$ apt-get source gt4f90io-ffc5

とする. これにより, debian ディレクトリを含むソースツリーが復元 できる.

ソース直下に移動後, 環境変数の設定 を行なってから,

$ dch -i

を行う. これによりエディタが changelog ファイルを時動的に読み込んで 起動する. 記載されるパッケージ番号も時動的に 1 つ繰り上がる. バージョンを明示したい場合は

$ dch -v <version>

とする. ここで指定するバージョンは <ソースバージョン>-<debian パッケージバージョン> のようにする.

あとは新規パッケージと同様の手順でパッケージ化する.

deb パッケージ化: ソースが更新された場合

ソースが更新された場合(ここでは gt4f90io-20050405 がリリースされたとする), 古いソースディレクトリにて

$ uupdate -u gt4f90io-20050405.tar.gz

を実行する. これにより, 時動的にソースが更新される. 1 つ上のディレ クトリに新しいソースツリーが展開されているのでそちらへ移動し, あと は新規パッケージと同様の手順でパッケージ化する.

うまくいかないときは, 古いソースツリー内の debian ディレクトリを新 しいソースツリーの debian ディレクトリへコピーし, 新しいソースツリー 直下で,

$ dch -i

などとする.

あとは新規パッケージと同様の手順でパッケージ化する.

参考文献


gtool4 Development Group / GFD Dennou Staff dcstaff@gfd-dennou.org
Last Updated: 2006/06/25, Since: 2005/04/05