dcmodel ミーティング記録(2016/07/06)

参加者

  • 北大
    • 石渡, 小高, 荻原, 梅内, 高橋(康), 村橋
  • 神戸大
    • 林, 高橋(芳), 松田
  • 岡山大
    • 大西
  • 宇宙研
    • 村上
  • AICS
    • 河合
  • 九大
    • 中島
  • 福大
    • 乙部
  • 京大
    • 石岡, 佐々木, 山本, 納多, 竹広

dcrtm 公開プログラムについて(大西)

  • プログラムを公開した(http://www.gfd-dennou.org/library/dcrtm/)
  • 大気の温度・圧力・吸収物質プロファイルを与える
    • 光学特性を計算するコード(光学的厚さ, 散乱アルベドなど)
    • 放射伝達を計算するコード(放射フラックス), 2 流近似
  • らくらく dcrtm
    • 光学的厚さの計算
      • 分子量の指定の必要性についてコメントあり
    • フラックスの計算
      • 中心星放射由来と惑星大気熱放射由来のフラックスに分けている
      • たとえば中心星の温度が低くなりスペクトルが重なっても大丈夫?
      • すくなくとも放射輝度温度が変わると, 近似計算の仕方が変わることを考慮しないといけない
      • 分けて計算することは問題ないだろうが, 精度は大丈夫か?
    • もっと手順と結果の絵だけをごくらくに残して, あとはらくらく dcrtm へ移す?
  • 今後の計画
    • 光学特性計算
      • Mie理論
      • 同位体比を変えた計算
      • 連続吸収 : MT_CKD モデルを取り込み
    • 放射伝達計算
      • 放射角度を考慮した計算へ
    • GCM 用 k-分布モデル

DCPAM5 を使った成層圏突然昇温実験について(納多)

  • Taguchi, Yamga, and Yoden (2001) 結果の再現を行った
  • プリミティブ系, レイリー摩擦とニュートン冷却
    • 平衡温度場
      • 成層圏 : Scott and Haynes (1998)
      • 対流圏 : Akahori and Yoden (1997)
      • 両者を滑らかにつなぐ
    • 実際には論文通り平衡温度場を作成できなかった. オリジナルソースを解析.
      • 論文でのパラメターとちがう値を使っていた
      • 補間方法と計算法が論文の記載とちがってた
      • これらを修正して論文と同じ平衡温度場を再現できた
  • DCPAM5 による計算
    • AGCM5 の結果と平均速度場 OK
    • 時間変化(突然昇温の頻度など)の傾向はちとちがう?

次回日程

  • 2016/08/12 13:30 〜