2009/03/09 の dcmodel/dennou-ruby 開発者ミーティング at 北大のメモ書き

参加者

  • 石渡 正樹, 今関 翔, 加藤 亮平, 神代 剛, 佐々木 洋平, 島津 通, 須賀 友也, 杉山 耕一朗, 高橋 芳幸, 竹広 真一, 徳永 義哉, 中島 健介, 西澤 誠也, 納多 哲史, 馬場 健聡, 林 祥介, 堀之内 武, 森川 靖大, 山下 達也, 他 (敬称略, あいうえお順)

日時・場所

  • 日時
    • 3 月 09 日(木) 10:00 - 20:00
  • 場所
    • 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ

SPMODEL についての報告・議論 (佐々木が記載予定)

deepconv/arare についての報告・議論 (杉山が記載予定)

dcpam5 についての報告・議論

今年度の報告

  • dcpam4 → dcpam5
    • オブジェクト指向プログラミングをやめて, より「簡潔な」書法で記述できることを重点に
    • SPMODEL 書法の導入とドキュメント整備により, 支配方程式の数式表現とソースコードとの対応付けが分かるように
      • 方程式とソースコード中の変数の対応
    • Gtool5 の gtool_historyauto, 並列化対応の導入

今後の開発計画

  • 〜 2009/03 (森川)
    • ドキュメントの整備 (作業中)
    • 物理過程全体の構造の整理 (作業中)
    • ディレクトリ構造の整理
    • 速度と可読性 (書法のこだわり) が両立されているかどうかを評価
    • 軸対称モデルの作成
  • 2009/04 〜 (高橋)
    • 物理過程間のインターフェースの設計と実装(?)

Gtool5 についての報告・議論

今年度の報告

  • ソフトウェア・プロジェクトの名称変更
    • Gt4f90io → Gtool5
      • 「地球流体数値モデルのためのデータ入出力ライブラリ」から 「〃モデルのための (データ入出力も含む) 汎用な Fortran 90/95 ライブラリ」へ
      • gt4_history → gtool_history (昔の名称に戻る)
    • Gtool4 プロジェクト → Gtool プロジェクト
  • Gtool5 Fortran 90/95 ライブラリの開発
    • NAMELIST を用いた出力設定 (出力間隔他) の変更機能の追加
      • gtool_history のアプリケーション gtool_historyauto の新規開発
        • AGCM5 での NAMELIST によるヒストリデータ出力設定変更のインターフェースを参考に
    • データ入出力の並列化へ対応
      • プロセスごとのデータの分割出力
      • 複数プロセスのデータの統合と出力
  • Gtool5 導入状況
    • データ入出力関係の導入
      • gtool_historyauto
        • DCPAM, deepconv/arare (導入中)
      • Gtool5 並列化版
        • DCPAM, deepconv/arare (導入中), SPMODEL(導入中)
    • ユーティリティ (dc_**) の導入
      • dc_date (日時、時刻管理)
        • DCPAM, deepconv/arare(導入中)

今後の開発計画

  • 〜 2009/03 (森川)
    • ソースの整理
      • モジュールごとにディレクトリを作成し, そこに当該モジュールに関連 するファイルを格納する. (現在は src 以下に150コのファイルがフラットに 配置)
    • ドキュメントの整理
      • 開発文書の整備
        • リファレンスマニュアルの作り方
        • Ruby による Fortran コード生成の方法
      • チュートリアルの整備
        • 並列化版 gtool5
    • 機能の追加
      • 並列化版では HistoryGet で統合入力を可能にする.
      • gtool_historyauto を用いた際に, 診断量出力に関する計算は, 出力時にのみ行えるような仕組みを考案する
  • 2009/04 〜 (西澤)
    • オープン開発的な環境へ
      • 開発やソースの修正はみんなで行う.
      • 西澤さんはあくまで調整役.
      • 改変や改良が必要な場合, マンパワーは各人が調達 (?) してくる.
    • 懸案
      • 暦をどのように管理する枠組みを作るかを考える.

RDoc-f95 についての報告・議論

今後の開発計画

  • File 全体をソース閲覧できるように.
  • RDoc 2.3.0 以降の, discover.rb を使って, 本家にかぶせる形で rdoc-f95 を整備する.
  • チュートリアルの英語版の作成.