2009/01/28 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き

参加者

  • 神戸
    • 林 祥介, 高橋 芳幸, 西澤 誠也, 森川 靖大, 納多 哲史
  • 北大
    • 石渡 正樹, 杉山 耕一朗, 山下 達也, 徳永 義哉
  • 九大
    • 中島 健介

次回日程

  • 日時
    • 2 月 04 日(水) 14:00 - 18:00
  • 場所
    • 神戸大: 自然科学 3 号館 508
    • 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
    • 九大 : 理学部 3 号館 3605

dcpam に関連する作業, 議論, 来週までの作業予定

  • 今週の作業
    • 地面データの読み込み機能の追加
      • SST データなどと同じように読み込む.
    • 力学過程を semi-implicit で解く時の「基準温度」について
      • 解説の変更, 変数名の変更.
      • NAMELIST から読み込めるよう変更
    • 演算と出力 (のための演算) の整理
      • PhyImplFluxCorrect を PhyImplFluxOutput へ変更
      • 速度, 温度, 比湿フラックスの出力は主プログラム内ではなく, PhyImplFluxOutput 内で行うよう変更
      • OLR, SLR, OSR, SSR の出力は主プログラム内ではなく, radiation_band モジュール内で行うよう変更.
    • dcpam_hs94.F90 と dcpam_ape.F90 を dcpam_main.F90 として統合.
      • Config.mk を編集してどちらにするかを選択.
      • 解説はチュートリアルに記述.
    • 上記の修正を加えたものを dcpam5-20090126 としてリリース.
  • 議論 (問題点の指摘等)
    • フラックスの出力の方法について
      • 現状では, phy_implicit モジュールの PhyImplFluxOutput によって, 地表面フラックス等を出力. (放射フラックスも PhyImplFluxOutput で 出力することが検討されていた).
      • 出力部分を探す際, 放射フラックスや地表面フラックスは それに直接関連するモジュールで出力した方が見通したよさそうである.
    • 地面データの読み込みに関して
      • 実際に地形データを読み込んで走るかどうかをテストする必要がある.
      • 地形データ読み込みに関する解説文書が必要
        • 「配列位置 (1,1,1) は経度 XX, 緯度 XX, σ XX のデータである」
    • configure システムについて
      • Config.mk に関しての文書が必要.
        • 現状ではどのように生成されるものか, 手動で編集して良い/悪いものか, 等の判断が, 現状ではつかない.
      • configure によってフルパスを設定しないよう変更が必要
        • ディレクトリのフルパスが Config.mk に設定されるため, ディレクトリ丸ごとの移動に際して再度 configure が必要となる. (しかもその際, 手動で書き換えた部分は上書きされてしまう. )
  • 来週までの作業予定
    • 地面データの読み込みに関して
      • 実際に地形データを読み込んで走るかどうかをテスト.
    • 出力設定の変更
      • PhyImplFluxOutput を SurfFluxOutput と RadiationOutput へ分離してそれぞれ surface_flux, radiation_band モジュール 内に移動.
    • 物理過程全体の構造の変更
      • 乱流のサブルーチン, 地面のサブルーチンと, 連立一次方程式を解く陰 解法のサブルーチンの演算内容の切り分けを変更する.
      • サブルーチン間で受け渡す変数を ...Mtx ではなく, ...TransferCoeff を受け渡す.