この文書は, 自作した debian パッケージを apt によって取得や管理 できるように設定する方法を示した手引きである.
なお, cc-env/debian-dennou ディレクトリでは, <URL:Makefile.apt> によってこれらの作業の多くを自動化している. Makefile.apt の使い方 に関しては, 電脳倶楽部謹製 debian パッケージ apt リスト公開の手引き を参照せよ.
ディレクトリ構成に関しては, debian-dennou ディレクトリの構成 のようになっていることを想定する.
cc-env グループに属する他のメンバーが編集することを考え, ファイルやディレクトリの 作成・編集を行なう前に必ず以下のようにしてから作業を行なうこと.
$ sg cc-env $ umask 002
以下では一例として, /GFD_Dennou_Club/ftp/arch/cc-env/debian-dennou/dcbib/stable ディレクトリ内に存在する debian パッケージ群を apt で管理する方法を記す.
apt でのインストールを可能にするためにはパッケージのリポジトリを作成す る (ここでは Package.gz とした). このファイルにはそれぞれの *.dsc に 記載されたパッケージの情報が記載されている.
リポジトリを作成するためには, まず override ファイルを作成する. override ファイルとはパッケージに含まれている情報を再定義するためのファ イルである (ここでは package とした). 再定義する必要が無い場合, このファ イルは空でよい.
以下のコマンドで override ファイルを作成する.
$ cd /GFD_Dennou_Club/ftp/arch/cc-env/debian-dennou/ $ touch package
以下のコマンドでリポジトリを作成する.
$ dpkg-scanpackages dcbib/sarge package | gzip > sarge/Packages.gz
ソースリポジトリは .orig.tar.gz と .diff.gz の情報を格納し, apt を用いたソースのダウンロードなどに利用される. リポジトリファイルは Sources.gz とした.
$ dpkg-scansources dcbib/sarge | gzip > sarge/Sources.gz
パッケージを更新, または新しいパッケージを追加した場合は, 上記作業 のうち, 以下の作業を行う.
/apt/sources.list に以下の行を加える
deb ftp://www.gfd-dennou.org/arch/gtool4/debian/gt4f90io sarge/ deb-src ftp://www.gfd-dennou.org/arch/gtool4/debian/gt4f90io sarge/
apt のデータベースを更新する
# apt-get update
dselect から利用する場合は, [1. 更新] を忘れずに行う.
インストール, 更新
# apt-get install <package name>
アンインストール
# apt-get remove <package name>
ソースのダウンロード
$ apt-get source <pacage name>