地球流体電脳倶楽部版 AGCM5 について 

版権と引用

本資源の版権は地球流体電脳倶楽部に属する. 資源の利用にあたっては地球流体電脳倶楽部のポリシーを理解した上で 使用していただきたい.

この資源は, 原則として教育的目的の場合には自由に使用・改変して良い ものとする. バグレポート, 新たに開発・改良されたプログラムの公開な どに関しては, 電子メール(宛先については後日決定させて頂きます)等で お知らせ願いたい. しかし, 石岡氏作成 ispack などの他者の資源を利用している資源 (agcm5-980308.tgz など) 等に関しては各資源の配布規定にしたがって 頂く.

agmc5 を用いて作成された著作物等には, 英語では例えば ``The calculations were performed by agcm5, GFD-DENNOU Club.'' 日本語では例えば 「計算は地球流体電脳倶楽部 Swamp projectの agcm5 をもちいた.」 のように明記していただければ幸いである. 「著者」に対応するものとしては Swamp project をあげていただければ幸いである.

引用する際の書式の例は, 次のようなものである. ◯日本語の場合
SWAMP Project, 1998: AGCM5
http://www.gfd-dennou.org/arch/agcm5/
地球流体電脳倶楽部
◯日本語の場合
SWAMP Project, 1998: AGCM5
http://www.gfd-dennou.org/arch/agcm5/
GFD Dennou Club

沿革

agcm5 は, 気象庁数値予報課の全球現業予報モデル(1985 年に住明正・ 増田耕一両氏が気象庁から東大理学部地球物理学科気象研究室 に移植した)を参考に, 沼口敦氏が開発した大気大循環モデルである. agcm5 の 5 は氏の開発の第 5 版を意味する数字であり, 1988 年 の作業開始以来, 5 回にわたる 大きな変更を経たものである. この間, 地球流体電脳ライブラリ (dcl) との整合性をも考慮し, 大学等での研究・教育用に利用できる形に整理がなされてきた. 残念ながら, agcm5 は現実大気のシミュレーションモデルとしての チューンがなされていないモデルであり, 若干の水過程と若干の放射過程を含むものの, その実体は 単なる球面プリミティブモデルといったほうが正しい.

国立環境研究所, 並びに, 東京大学気候システム研究センターでは, 沼口敦氏が製作の中心となり agcm5 をベースとして気候シミュレー ションモデル, CCSR/NIES モデルが作成された.

地球流体電脳倶楽部版 agcm5 は沼口氏によって提供された資源に, マニュアルの整備, インストール道具の整備, バグフィックスを行なっ たものである.

開発関係者一覧

プログラム製作

        沼口敦

プログラム製作協力

        赤堀浩司,   石渡正樹,   竹広真一, 
        保坂征宏,   堀之内武 

文章製作

         赤堀浩司,   石渡正樹,   竹広真一, 
         林  祥介,   保坂征宏,   堀之内武,
         余田成男