= 海洋モデルミーティングログ(2014/03/28) == 参加者(敬称略) * 林, 中島, 竹広, 高橋, 石渡, 河合 == 進捗状況の報告(河合) === 海洋の地学的データ * 太平洋を図の中心に持ってくるために, もとの NetCDF データを経度方向に関して積み替えた. * TODO * データを積み替えた NetCDF を電脳サーバーに置いておく. === 風成循環のテスト計算における chevyshev 展開の問題に関して * 図の格子点位置の見せ方を修正した. === 風成循環のテスト計算の結果をまとめた * 軸対称計算ができるようにコードを拡張した. * 高解像度・長時間積分が容易にできるようになった. * 定常状態に至るまで, さらに長時間計算(300 yr ぐらい?) * 考察を追加 * 移流による時間スケールや水平・鉛直粘性による時間スケールの見積もり * 内部域の東西流の大きさの見積もり * TODO * 角運動量, 運動量の収支解析 * 考察にエクマン・パンピングによるスピンアップ時間を追加 * 線形解を解析的に求めて, 数値解と比較する * 赤道以外: 内部領域の解(半地衡流) + エクマン解   * 赤道近く: 赤道湧昇の定式化を参考 * 南北分布はどうにようになるべきか * 赤道域の湧昇幅が狭く, 解像度不足が不足するため 2 グリッド・ノイズが発生する問題 * もう一段階高解像度 * Pr=10^2 程度にして(水平渦拡散係数を固定, 水平渦粘性係数だけを大きくして), 無理やり湧昇幅を大きくし, 水平低解像度でも赤道域の湧昇を解像できるようにする. * 短い時間ステップ幅 * (優先) より高解像度(T42L60 etc)ではどうか * 十分に振幅が大きくなってから, 強制を切って振動の様子をみる. * 十分に振幅が大きくなってから, 強制を切って時間幅を大きくして, 振動の様子をみる. * 全部陽解法にしてみる * 各項の寄与を見て, 波の励起源を調べる. == 海水の熱力学変数関連のグラフを作成した * 海水の密度のグラフを更新 * Vallis の教科書に載っている(熱力学的一貫性のある)二次関数的な EOS を実装. * JM 95 から計算される密度等と比較 * UNESCO(1980)の温位・定圧比熱の計算法, Vallis(2006) の線形・二次関数的な EOS と 同じ近似レベルの温位・定圧比熱の計算法を実装.   * 後者 2 種類の精度を, 前者で評価 * TODO * 適用可能なパラメータ範囲外と思われる, 系外惑星的設定での EOS 振る舞いを調べるべく, グラフの描画範囲を広げてみる == その他の TODO * 順圧ロスビー波, 内部重力波のテスト計算に関して * 傾圧ロスビー波はどうか? * 内部重力波 * 水平伝播するようなケース * 鉛直波数をもう少し増したケース == 次回予定日 - 04/23(水) 13:30 から