12.2 3次元透視変換

3次元透視変換とは, 3次元空間内に置かれた3次元図形を任意の視点から眺め て2次元平面に投影する変換で, 遠近感が出る変換です. 3次元グラフィクスを うまく使うと, これまでに見てこなかった新しい表現法が可能となります.

まず, 3次元空間内で三軸に平行に置かれた立方体の表面に, 2次元の作図をし てみましょう(map3d4.rb). 作画する2次元平面をちゃんと指定すれば, これま での描画サブルーチンがそのまま使えます.

PROGRAM MAP3D4 \resizebox{10cm}{!}{\includegraphics{map3d/map3d4.eps}}
map3d4.rb: frame1


また, map3d5.rb のプログラムでは, 第9.3節で描いた等高線とベクトル場を2段重ねにして表現してみ ました.

PROGRAM MAP3D5 \resizebox{10cm}{!}{\includegraphics{map3d/map3d5.eps}}
map3d5.rb: frame1