放射MTGメモ(2015/01/19)

参加者

  • 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋康人, 大西将徳

系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)

  • 先行研究調査
    • 1. スーパーアース, ホットネプチューンの透過光スペクトルと組成解析
      • Kridberg+2014, Knutson+2014, Ehrenreich+2014, Fraine+2014
        • 温度分布の決め方について議論の余地がありそう
          • 彼らの放射モデルは, Benneke+2012, 2013
          • 放射平衡の温度分布を Guillot+2010 の2バンドモデルから推定
    • 2. H2O を含む大気の射出限界
      • Kopparapu+2013, Goldblatt+2013
        • water loss limit の見積もりについて議論の余地ありそう
          • 圏界面を決めうちしている (200K, 215K). water loss limit の推定には圏界面の位置が重要.
        • 非吸収大気が入った場合の射出限界はどうなるのか.
  • 今後の方針
    • 現在進めている作業の内容, 優先順位, スケジュール, 進め方など確認必要.
    • 倉本先生が不在だったので, 次回改めて確認したい.
    • 現在進めている作業内容, ステータスなど.
      • 1. 水蒸気大気の放射特性について(line-by-line)
        • 論文にまとめる
        • 研究のたち位置を練る必要あり.
          • 先行研究について集中的に議論する勉強会の開催
            • 2/2(月) (or 2/3(火)) とかどうか? : 倉本先生に確認
      • 2. CO2 大気の放射計算
        • CO2 大気の射出限界, Abe 1993 の再現計算
        • CO2 の状態方程式の調査まで終了.
      • 3. GCM 用放射モデル
        • パラメタ(組成, 温度, 圧力) の数に制限あり(4つ程度)
        • 使ってもらえるモデルにするためには, もう少し開発必要.
      • 4. H2O 連続吸収
        • 石川先生との議論を進めている.
        • 石川モデルを放射モデルに組み込むなら, CO2 大気の計算などは後に回したほうがよいのかな?
      • 5. 開発製品のまとめ作業
        • 3/9 電脳 mtg をひとつのめどに
  • mtg 資料

木星大気の放射計算 (高橋康)

  • イタレーションして大気構造を決める
    • flux 計算 1 回あたりの計算時間を短くすることを試みている
      • 光田さんの k-分布モデルを参考に以前作ったモデルを見直している
      • 灰色モデルのようなもので, 鉛直分布を決めたあと line-by-line 計算して, どの程度うまく言っているか確認してはどうか

学会研究会予定

  • 気象学会 2015 年春季大会
    • 予稿締め切り: 2/3(火) 15:00
  • 連合大会 2015
    • 予稿締め切り(早期): 2/3(火) 24:00
    • 予稿締め切り(最終): 2/18(水) 12:00
  • 系外惑星大研究会
    • 3/2 - 3/3 @東大
    • 新学術の全体が集まる研究会
    • 倉本班は誰が何を話すのか倉本先生に確認.
  • 惑星大気研究会
    • 3/4 - 3/6
    • 場所は東大で決まったの?

次回の日程

  • 1/26 (月) 9:00-
    • 10:30 -: 石川先生交えて H2O 連続吸収の議論の予定.