放射MTGメモ(2014/09/08)

参加者

  • 石渡正樹, はしもとじょーじ, 濱野景子, 齊藤大晶, 大西将徳

k-分布放射計算プログラムの開発(大西)

  • k-分布による放射計算プログラムの開発
    • 大気層境界での net flux が良く再現するように, 吸収係数をきめる.
      • 温度圧力依存性のない吸収係数: 11 bands, サブバンド無し
        • 地球 5 profiles の OLR は 5 [W/m2] 以内で再現
        • プロファイルのどこを合わせるかは, 重みづけを考える必要あり
        • line-by-line 計算による光学的厚さとの比較
          • 下層では H2O がドミナントな吸収体であり, その傾向を再現している.
          • 上層では 相対的に H2O の吸収は弱くなり CO2, O3 の吸収が強くなるが, バンドによっては再現しない.
      • 温度圧力依存性のない吸収係数: 11 bands, バンド内を 2 サブバンドに区切る
        • Chou et al., 2001 にならって, サブバンド間の吸収係数は整数倍
        • H2O, CO2, O3 のサブバンドの区切り方は同一でテスト
        • サブバンド無しよりも, 大気下層でより合うようになっている
  • To Do
    • Chou et al., 2001 の放射スキームによる放射計算
    • 同期回転惑星 profile による放射計算
  • mtg 資料

次回の日程

  • 9/16(火) 9:00-
    • 9/15(月) は祝日のため.