放射MTGメモ(2014/05/19)

参加者

  • 倉本圭, 石渡正樹, 高橋康人, 大西将徳

k-分布放射計算プログラムの開発(大西)

  • line-by-line コードの検証.
    • ICRCCM test の LBLRTM の結果と比較
      • mid-latitude summer, CO2 300 ppmv
      • mid-latitude summer, H2O without continuum
      • mid-latitude summer, O3 9.6 & 14 μm band
      • mid-latitude summer, H2O (no continuum), O3, CO2 300 ppmv
    • 上向き Flux で, 最大 10[W/m2] 程度の違いがある.
    • LBLRTM との結果の違いについて, 以下の点を確認する.
      • 分子の数の数え方の違いの寄与
      • HITRAN のバージョン
      • 放射計算の近似法
    • 短波の検証はどのようにするか.
  • k-分布プログラムの開発
    • dcpam では, 長波領域は chou et al., 2001 を参考にバンドを区切っている.
  • 今後の日程, 方針など
    • 日本惑星科学会: 石渡さんの同期回転計算に大西放射コードを組み込むという方向でストーリーを組めないか.
    • 良い結果が出れば, AGU とかに行ってもいいかもしれない.
    • 雲の効果をテーマにするとよいかもしれない. (長波はやりつくされている感があるので)
  • mtg 資料

木星大気の計算(高橋康)

  • dcpam の放射コードの導入を進めている.
  • NH3, NH4SH 雲の導入に向けて光学データを調査中.

次回の日程

  • 5/26(月) 9:00-