dcmodel ミーティング記録(2013/08/01)

参加者

  • 北大
    • 小高, 山下, 荻原, 増田, 村橋
  • 神戸大
    • 林, 高橋, 河合, 関, 石渡
  • AICS
    • 西澤
  • 宇宙研
    • 杉山, 樫村
  • 九大
    • 中島
  • 京大
    • 石岡, 佐々木, 竹広

共通基盤ライブラリについて (西澤)

  • 短期的目標
    • 物理過程 API 策定
    • 簡単な物理過程実装
    • 素過程テストフレークワーク整備
    • まずは MY Level 2.5, gables1,2 から
  • 物理過程ライブラリ構造案を考察中...
  • 素過程テストフレームワーク
    • 各素過程に対し,共通のテスト, データベースを提供する
    • テストシナリオ
      • 観測キャンペーン, 国際モデルプロジェクト etc.
  • 次回から実装開始
    • 2 つの Meller Yamada スキームを共通テストできる環境を作ってみる
    • 主実務者は理研(西澤さん)?
  • dennou model 群でも共通基盤ライブラリにあわせるのなら 構造を(かなり?)変える必要が出てくる.
  • 電脳モデル・ツール群の歴史をトレースするのは時間短縮になるかも

Earth Simulator での ISPACK/spmodel/dcpam5 の計算について (竹広)

  • ISPACK のベンチマーク
    • 予想通り SNPACK-MPI を使うのがもっともよさそう
  • spmodel(球殻対流モデル)
    • Crank-Nicoslon の逆解き連立 1 次方程式計算が結構重い. 係数行列を大きく取ってベクトル長をかせいで加速させたが メモリーが足りなくなりそう.
    • 並列化効率が上がらないのが問題. Crank-Nicoslon 計算を MPI 並列化することを試してみるか?
  • dcpam5
    • ベクトル長がもっと伸びてもよさそう. プロファイルを取る必要あり.
  • AFES のスペクトル変換ルーチン
    • 移植には手間がかかりそうなので pending.

gtool5 について (佐々木)

  • 現行 NetCDF の f90 インターフェースが ver4.1 と 4.2 とでかなり違う. 一方 gtool5 ではドキュメントに入っていない NetCDF インターフェースを 使っている. なのでもしかしたら動かなくなっているのでは?
  • 将来的には 4.2 以降にあわせる. 目標 8/29 をリリース目標に. いろんな環境でテストしたいので協力よろしく.
  • Parallel netcdf を使って並列出力することが望ましい(と思っている)が, 現状具体的解決案がまだない.

惑星科学会

  • 11/23(土) 計算惑星科学シンポジウム(略称)を開催予定(@石垣島)
  • 富田さん, 牧野さんが話す予定
  • できる限り皆さん来てね

次回日程

  • 2013 年 9 月 3 日(火) 10:00 より