ライブラリの再構築


ライブラリ構築のための、Makefile 等は用意してありません。基本的に「*.f を全部コンパイルして *.obj を全部 dcl.lib に入れる」方針でいくつかのバッチファイルを用意してあります。

また、ライブラリの再構築のためのパラメタは環境変数を使用しますので、DVF6.0用のライブラリを使用されるときでも、DVF5.0用のインストールに従って環境変数を設定してください。

ライブラリを再構築するには、mk_all.bat を実行します。このコマンドは 環境変数 DMODE に応じて df_std.bat (スタンダードモード) または df_dbg.bat (デバッグモード) を実行し、コンパイルオプションの環境変数 DF を設定してすべてのコードをコンパイルします。コンパイルオプションを変更するには、df_std.bat 及び df_dbg.bat を書き変えてください。

コンパイルオプションで Microsoft 互換モードを指定した場合、フォントファイルなどの、データベースファイルを作り直す必要があります。これは DEC モードと Microsoft モードで書式なしのファイル形式が異なるためです。

一部のサブルーチンのみ、入れ換える時は、*.obj を作って、replace.bat を実行します。このコマンドは、そのディレクトリのすべての *.obj ファイルを dcl.lib に追加、置換します。