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RubyGems のインストール

ここでは, プラットホーム別の RubyGems のインストール方法を解説する.

Ruby on Rails 2.0.x を入れるためには RubyGems のバージョンは 0.9.5 以降でなくてはならない.


  1. Debian GNU/Linux 4.0 (etch) の場合
  2. Debian GNU/Linux 3.1 (sarge) の場合
  3. Vine Linux 4.2 の場合
  4. Fedora 8 の場合
  5. CentOS 5 の場合
  6. Mac OS X 10.5 (Leopard) の場合
  7. Cygwin の場合
  8. ソースコードを取得してインストール

Debian GNU/Linux 4.0 (etch) の場合

etch には rubygems 0.9.0-5 が公式パッケージとして存在する. しかしながら Rails 2.0 を使用するためには rubygems 0.9.5 以上が必要であるため, ソースから install するか, rubygems 関連のパッケージのみ testing から借りてくることになる.

以下では testing のパッケージを借りてくる場合の簡単な手法(apt-pinning) について述べる. ソースから install する場合には ソースから を参 照されたい.

まず, testing のパッケージを導入するので apt-line に testing のリポジ トリを追加する. /etc/apt/sources.list に, 例えば

deb http://cdn.debian.or.jp/debian/ testing main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ testing/updates main contrib non-free

などを追記されたい.

次に, 「apt の pin 止め(apt-pinning)」と呼ばれる作業を行なう. これは, 既存の安定版環境が開発版(testing)環境へと勝手に upgrade しないようにし, 明示的に指定したパッケージのみ(依存関係が満たされるならば)導入する手法である. /etc/apt/preferences (無ければ新規作成)に,

Package: *
Pin: release a=testing
Pin-Priority: 90

と記述する. これは release が testing である全て(*)のパッケージに対し て, Pin-Priority として 90 を指定する, という意味である. Pin-Priority に 100 以下の値を設定されたパッケージは明示的に指定しない限り install と upgrade の対象とはならない.

apt-pinning を行なったら, 以下のコマンドでパッケージを導入する.

$ sudo -s
# apt-get update 
# apt-get install rubygems -t testing

最後に環境変数を設定する. Debian の RubyGems で提供されるライブラリ は /var/lib/gems 以下にインストールされる. rails や rake を実行する為に, 環境変数 PATH を設定しておこう. また, RubyGems を用いて導入するライブラリの導入先を変更したい場合には, 環境変数 GEM_HOME を設定する. 詳しくは /usr/share/doc/libgems-ruby1.8/README.Debianを参照されたい

一時的に設定する場合には

$ export PATH=/var/lib/gems/1.8/bin:$PATH

ログインする度に設定するのは面倒だ, という人は ~/.bashrc 等に 上記の設定を記述しておくと良い.

$ vi ~/.bashrc

export PATH=/var/lib/gems/1.8/bin:$PATH

一時的に設定する場合には

$ setenv PATH /var/lib/gems/1.8/bin:$PATH

ログインする度に設定するのは面倒だ, という人は ~/.cshrc 等に 上記の設定を記述しておくと良い.

$ vi ~/.cshrc

 setenv PATH /var/lib/gems/1.8/bin:$PATH

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge) の場合

ソースから導入する. ソースコードを取得してインストールを参照されたい.

Vine Linux 4.2 の場合

rubygems 0.9.2 が公式パッケージとして存在しています. しかしながら Rails 2.0 を使用するためには rubygems 0.9.5 以上が必要となります. よって,

# apt-get install rubygems

で RubyGems をインストールした後,

# gem update --system

として, gem で最新版にアップデートして下さい. インストールされているかは,

# gem -v

で確認して下さい. もし

/usr/bin/gem:23: uninitialized constant Gem::GemRunner (NameError)

のようなエラーが出れば, /usr/bin/gem の

require 'rubygems'

のあとに

require 'rubygems/gem_runner'

の行を付け足してください.

Fedora 8 の場合

公式RPMパッケージの RubyGems のバージョンは 0.9.4 ですので, Rails 2.0.x をインストールするためには ソースコードを取得してインストールしてください.

CentOS 5 の場合

RubyGems の公式RPMパッケージは用意されていません. ソースコードを取得してインストールしてください.

Mac OS X 10.5 (Leopard) の場合

Leopard では RubyGems が標準添付されていますが, ここでは Fink版 RubyGems をインストールします. Fink 導入方法の簡単な説明が Dennou-Ruby Products on MacOSX にありますので参考にして下さい.

$ fink install rubygems-rb18

Cygwin の場合

ソースコードを取得してインストールしてください.

ソースコードを取得してインストール

先ずRubyGems のサイトから rubygems 本体を取得し適当なディレクトリに展開する. 以下では rubygems_src へ展開して作業することにします.

$ mkdir rubygems_src
$ cd rubygems_src
$ wget http://rubyforge.org/frs/download.php/29548/rubygems-1.0.1.tgz
$ tar xvzf rubygems-1.0.1.tgz

後は(必要ならば管理者権限に移行して)

$ cd rubygems-1.0.1
$ ruby setup.rb

とすればインストールできる.

なお, rubygems-0.9.5 からは setup.rb の仕様が変わっており config, setup 等は不要(無効)である. インストール先を明示的に指定した い場合, 例えば RubyGems を

インストールパス             /var/lib/gems/1.8
パッケージインストールパス   /var/lib/gems/1.8/gems

へと導入したい場合には以下の様に作業すれば良い(管理者権限が無く, ユー ザ領域に install したい場合には, 以下の内容を適宜読み代えられたい).

$ cd rubygems-1.0.1
$ sudo -s 
# mkdir -p /var/lib/gems/1.8/
# export GEM_HOME=/var/lib/gems/1.8
# ruby setup.rb --prefix=/var/lib/gems/1.8

この結果 RubyGems 関連のファイルは以下の用にインストールされる.

gem 関連のコマンド            /var/lib/gems/1.8/bin
                              (実際は $GEM_HOME/bin です.)
rubygems.rb などの library    /var/lib/gems/1.8/lib
                              (実際は $GEM_HOME/lib です.)

install された RubyGems の設定の確認には以下のコマンドを実行すると良い.

$ RUBYLIB=/var/lib/gems/1.8/lib /var/lib/gems/1.8/bin/gem1.8 environment

最後に環境変数の設定する. PATH, RUBYLIB を追加しておこう.

GEM_HOME  /var/lib/gems/1.8
PATH      /var/lib/gems/1.8/bin
RUBYLIB   /var/lib/gems/1.8/lib

一時的に設定する場合には

$ export PATH=$PATH:/var/lib/gems/1.8/bin
$ export RUBYLIB=$RUBYLIB:/var/lib/gems/1.8/lib

ログインするたびに設定を有効にするために, ~/.bashrc などの設定 ファイルに上記の記述を書き込んでおくと良い.

$ vi ~/.bashrc

export GEM_HOME=/var/lib/gems/1.8/
export PATH=$PATH:/var/lib/gems/1.8/bin
export RUBYLIB=$RUBYLIB:/var/lib/gems/1.8/lib

一時的に設定する場合には

$ setenv PATH $PATH:/var/lib/gems/1.8/bin
$ setenv RUBYLIB $RUBYLIB:/var/lib/gems/1.8/lib

ログインするたびに設定を有効にするために, ~/.cshrc などの設定 ファイルに上記の記述を書き込んでおくと良い.

$ vi ~/.cshrc

setenv GEM_HOME /var/lib/gems/1.8/
setenv PATH $PATH:/var/lib/gems/1.8/bin
setenv RUBYLIB $RUBYLIB:/var/lib/gems/1.8/lib

davis Group / GFD Dennou Staff dcstaff@gfd-dennou.org
Last Updated: 2008/03/11 (神代 剛), Since: 2008/03/05 (神代 剛)