gtool_figure(3f)

Date: 2000-04-17
Source: TOYODA Eizi

名称

gtool_figure - 図の構成・表示

書式

use gtool_figure

! 図の構成 type(GT_FIGURE):: figure type(GT_AXIS):: axis type(GT_CONTOURS):: contours logical:: vertical

call Init(figure) call Put(figure, axis, [vertical=vertical]) call Put(figure, contours)

! 図の表示 type(GT_DEVICE):: dev type(GT_FRAME):: frame

call Put(frame, figure) call Display(dev, figure)

説明

gtool_figure モジュールは「図」を構成し表示する手段を提供します。 図とは通常の科学分野で用いられる図版の総称で、 さまざまな図形要素から構成されます。 現在のところサポートされる構成要素は任意個の縦軸と横軸 ( gtool_axis(3f) で提供されます) と 等値線図 ( gtool_contours(3f) で提供されます) です。

Init サブルーチンは GT_FIGURE 構造体 figure を初期化し、図形要素の含まれていない図を作成します。

Put サブルーチンは図 figure に図形要素 (座標軸 axis または等値線群 contours ) を追加します。 座標軸が縦軸になるか横軸になるかは axis から決定されますが、オプション引数 vertical を指定した場合には上書きされます。

図構造体は以下のように利用できます。 Display サブルーチンはデバイス device に図 figure を表示します。 Put サブルーチンにより枠 frame に図 figure を追加することができます。

参照

gtool(3f), gtool_data(3f), gtool_axis(3f), gtool_contours(3f), gtool_frame(3f), netcdf(3f)

作者

豊田英司 toyoda(at)gfd-dennou.org

バグ

多様な図形要素をサポートすべきです。
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