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[cvs-ml 760] pserver経由で文字化け?



はじめまして。小田と申します。


knjwrp版cvs-1.10.8をサーバ(SPARC-Solaris8)にインストールし、
pserver経由でリモート端末から接続しておりますが、

ある漢字コードを含むログがpserverを通過すると、
文字化けすることがあります。
(クライアントとしては、
 WindowsNTからの接続には、knjwrp版WinCVS1.11b15 を、
 UNIX端末からの接続には、knjwrp版cvs-1.10.8 を使用しています)

pserver         pserver
通過前の  →    通過後の
コード          コード
===========================
0xA1A1    →    0x8ea18ea1
...
0xA1DF    →    0x8ea18edf

よって、pserver経由で登録(cvs commit)したログは、
文字化けして記録されます。

逆に、正しいコードで記録されているログも、
pserver経由で参照(cvs log)すると、
文字化けして表示されます。


ただ、これらの文字コードを含んでいても化けない場合があります。
いろいろとパターンを考えて実験したのですが、規則性も見つかりません。
cvs ci -m "、"        →    化ける
cvs ci -m "、oda"     →    化ける    "。「oda"
cvs ci -m "、先頭"    →    化けない
cvs ci -m "oda、"     →    化ける    "oda。「"
cvs ci -m "oda、先頭" →    化けない
cvs ci -m "oda、編集" →    化ける    "oda。「ハヤスク"


man PCK(5) によると、0xa1 - 0xdf は、
[JIS X 0201-1976 片仮名用図形キャラクタ集合]
と記述があり、SJISの半角カナに割り当てられています。

一方、man eucJP(5) によると、0x8ea1 - 0x8edf は、
[JIS X 0201-1976 片仮名用図形キャラクタ集合]
と記述があり、EUCの半角カナに割り当てられています。


この原因と、対処方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
また、情報不足でしたら、それも御指摘ください。


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東芝電波システムエンジニアリング(株)
| 小田宏規 (おだひろき)
oda.hiroki@toshiba-tds.co.jp